フォワーダー

フォワーダー に向いている性格

こんにちは
有坂です。

湊です。

今回はフォワーダーの仕事をするのに向いている性格をシェアしていいたいと思います。
私は食品メーカーの貿易事務として働いていますが日々フォワーダーの方と仕事で関わります。いわゆる私は荷主側の人間です。

私たち荷主側の人間と湊君のようなフォワーダー側の方とこの議題(大げさ)について話し合ってみて(飲み屋で話してただけだけど)「こんな人が向いてるかもね!」という結論をみなさんに発表したいと思います。

フォワーダー に向いている性格

今や貿易ビジネスには欠かすことのでいない存在であるフォワーダー 。
このフォワーダーに向いている性格とはどんな性格でしょう。

フォワーダー に向いている人はこんな人!

①海外や語学、グローバルなことに携わりたい
②継続して勉強ができる、新しいことに興味が持てる
③荷主のために頑張れる
④冷静でいられる・状況に応じて考え方を変えられる

 

①海外や語学、グローバルなことに携わりたい

フォワーダー の仕事内容は多岐にわたります。
勤める会社によっても強みが異なり、どんなことまでをやるかは様々です。
中には国内の企業とのやりとりだけでなくどっぷり海外と関わることもあります。

貿易は海外との仕事なので日本国内だけでなく他の国と関わりがあるような仕事に就きたい、語学を活かした仕事をしたいと考えてる人に向いています。個人的な旅行などとはまた違った視点で海外というものを感じられるでしょう。

継続して勉強ができる、新しいことに興味が持てる

貿易の仕事は専門知識が非常に多く、また経験がものを言う仕事でもありますが環境は常に変化しています。
そのため今までの経験「だけ」に頼っていると対応が難しくなる場面も出てきます。
一度学んで身につけた知識を日々の業務に取り組みつつアップグレードさせていくこと、
今まで培った経験をもとに新たな問題や案件が来た時に対応できるようになれれば荷主からかなり信頼されるフォワーダーとなるでしょう。

もちろん最初からこんなスーパーマンのような人は一人もいません。
しかし「自分にはできない」と思ってしまったらそれまでです。
シンプルにわからないことが出てきたら調べる長年やってきてこんなことはないから絶対ありえない!とか考えない)
新しく難しい壁に直面したら知識と経験を総動員させて考え、時に誰かの手助けを借りられる、このように考えることができ行動できる人はフォワーダーに向いています。

荷主のために頑張れる

フォワーダー の仕事内容は幅広いですがメインの仕事は荷主から荷物を預かり目的地まで無事に到着させることです。
そのため依頼主である荷主のために頑張る!誰かの役に立ちたい、自分の仕事の結果誰かがありがとうと言ってくれることが嬉しいと感じる人はフォワーダーに向いています。

湊君:完全に荷主さん意見じゃないですか?有坂さん。

有坂:え・・・笑?

取り扱う案件によっては本来荷主が作成する書類を代わりで作成することもありますし、運送途中に何らかのトラブルが発生した時も荷主に変わって対応することもあります。

中にはあまり貿易に関して詳しくない依頼主もいて話が進めづらい時もあれば、逆にものすごくベテラン猛者的な荷主でちょっとやりづらかったりなんてこともありますが、荷主のため、荷主から預かった荷物のために任務を遂行すると言うことをブレずに忘れられずにいる心があるとないとでは仕事の取り組み方も違ってきます。

湊君:まぁ、そう思えた方が「仕事」って割り切れる瞬間もありますね。客観的視点を忘れないというか。

自分自身のために頑張れる

「フォワーダー の仕事内容自体はいいけど正直面倒な依頼主とは本当に仕事をしたくない」
と以前知り合いのフォワーダー がこぼしていたことがあります。その方は「自分自身のため」と180度考えを切り替えてその考え方をブレないよう心がけて仕事をしていました。

「こんな面倒な荷主の案件をこなせる自分は相当仕事ができるようになってきている」
「すごく複雑な仕事だっけど今後の仕事に行かせそう」
など、とにかくプラス思考で考えるようにしていたそうです。

前提としてフォワーダー という仕事自体が嫌ではなかったというのが大きい気もしますが、仕事柄様々な顧客と国と関わる仕事ですから「自分の経験と成長のため」と思えることはフォワーダー にとって強みかもしれません。

湊君:すごいわかります。共感。共感×3。(つい文字も大きくなっちゃう)

冷静でいられる・状況に応じて考え方を変えられる・コミュニケーションが取れる

メーカーや商社の貿易事務、船会社、通関業者、そしてフォワーダー 。
貿易関係の仕事をしている方々が皆そろって口にするのが
冷静に臨機応変に対応できること(できるようになること)は大事と言います。

必要な書類がギリギリまで揃わない、書類が揃ったと思ったら不備がある、Aのプランで進めていたがトラブルが起きたため急遽変更しないと納期までに間に合わない…と言ったことはそれなりに発生します。

業界の常識や知識、今までの自分自身の経験とを駆使して対応策が導き出せるか、いわゆる応用問題に取り組める人はフォワーダーに向いています。しかしこの応用問題は学校で解く数学などの応用問題とは違い自分一人で解こうとする必要はありません。

 

ベテランや、直面している問題と同じような経験をしている人に手助けしてもらうのは悪いことではありません。
「忙しそうだから。。。」とドンづまっているのに一人で抱え込む方が後々問題が大きくなってしまします。
だいたいみんな忙しいです。フォワーダー に限らずかもしれませんが忙しそうでも「助けが必要」と伝えられることは大事です。

湊:これはとても大事ですね〜。本当にフォワーダーに限らずではありますが。

これら要素が全て揃った神フォワーダーはなかなかいないと思いますが、自然とこういう性格の方は仕事をうまく回せる気がします。

もともとこういった性格でなくてもこのようなマインドを持つように心がけるっていうのも大事かもしれませんね。成人すると根本的な性格は変えられないと聞くことがありますがそれは全て自分自身の考え方、行動一つで変えることができます。

いかがでしたでしょうか、フォワーダー に向いている性格、少しでも参考になりましたら幸いです。