未分類

貿易の仕事で使える?第二外国語

こんにちは
有坂です。

前回貿易事務の仕事は英語ができなくても大丈夫なのかという話をしました。
今回は英語以外の第二外国語をもし習得するなら何がいいかという話を貿易事務仲間としていました。

結論から言うと2ヶ国語しか出てきませんでした。(若干雑記ブログ感出てしまってます…)

朝比奈:貿易事務仲間の朝比奈麻衣子です。(貿易事務仲間っていう表現初めてしたかも。)今回私たち以外の仕事仲間の意見も取り入れて第二外国語について話してみました

有坂:実際にこれ習得していたらもっと仕事の幅が広がるかもと思いつつ、そこまでする必要もあるのかと思いつつ。もし貿易関係の仕事をしていて英語以外の言語について興味を持っている方にとってこの記事が参考になれば嬉しいです。

中国語(北京語)

世界で最も使用されている言語はもちろん英語です。
今や世界の共通語として使用されている英語。母国語が英語話者である人たちより第二言語話者の比率が多くなってきています。

その次に世界で話されているのは中国語です。人口13億以上(2017年)のうち7割が話しているとされているのが中国語のマンダリンです。7割以上が話しているだけあって中国国内での標準語のように扱われており、「北京語」と呼ぶこともあります。

10億近くの人口が使用している言語というだけでも、貿易の仕事以外での場面でも大変活躍できるのが想像できます。
貿易の面ではどうでしょう。普段の生活の中で「made in china」をよく見かけませんか?洋服、テレビ、スマホ、食品、家具等々。

私たちの身の回りには中国からの輸入製品がいっぱいありますね。そして輸出では機械類、車等が輸出されています。
日本貿易振興機構の調べによると、2017年の中国から日本への輸入では24.5%で1.3ポイント縮小したものの、日本から中国への輸出は19.0%で前年比の1.3ポイント拡大。この時点で日本の対世界貿易において中国は貿易総額と輸入額で1位です。

日本の貿易総額と輸入額に占める中国の比率は、引き続き 1 位を維持(財務省貿易統計)
日本の貿易における中国の構成比は、輸出が 19.0%で前年比 1.3 ポイント拡大した一方、輸入は 24.5%で 1.3 ポイント縮小した。その結果、貿易総額に占める中国の構成比は 21.7%と、前年比 0.1 ポイント拡大した。
日本の対世界貿易において、中国は貿易総額と輸入額で引き続き第1位となった。それぞれ 2007 年以降 11 年 連続、2002 年以降 16 年連続で第 1 位となっている。
(注)財務省貿易統計の円ベース(輸出確報、輸入 9 桁速報)では、総額が 33 兆 3,378 億円(13.5%増)、輸出が 14 兆 8,917 億円(20.5%増)、輸入が 18 兆 4,461 億円(8.4%増)となった。
(出典:2017年の日中貿易/2018年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)海外調査部 中国北アジア課/https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/b8f158363e4b63f3/20170104.pdf)

貿易の仕事がある会社で中国と取引がある会社はとても多いです。
求人の中でも「中国語を話せる方歓迎」という求人は多く見かけます。

またこのマンダリンは中国国内はもちろんですが台湾、香港、マカオ、そして多国籍の人々がいるシンガポールやマレーシアなども使用率が高いです。人口の約75%を華人で締めるシンガポールは貿易で繁栄して来た国です。貿易の仕事を行う上で関わりを持つ会社に勤めることもあるでしょう。

有坂:これだけの人口と話すことができると思うと仕事でもプライベートでも何倍も視野が広がります。発音が難しいとされる中国語ですが漢字がわかる日本人は勉強しやすい言語とも言われていますので習得する価値のある言語ですね。

スペイン語

スペイン語って聞いてどう思われますか?

英語、中国語は話ことができたら仕事に活きそうだし旅行に行く時などにも使えると、なんとなく思うことができますよね?
スペイン語ってスペイン以外でどれだけ使用されているの?と思うかもしれませんが実はかなりの国で使用されているのです!
中米、南米ではほとんどの国がスペイン語が公用語なんですよ。

【中米】
エルサルバトル
グアテマラ
コスタリカ
ニカラグア
パナマ
ホンジュラス

【南米】
アルゼンチン
ウルグアイ
エクアドル
コロンビア
チリ
ベネズエラ
ペルー
ボリビア
パラグアイ

【アフリカ(唯一)】
赤道ギニア

こうして見てみるといかにスペイン語を母国語としている地域が多いかがわかります。
またスペイン語が一番話されているのはスペインではなくメキシコです。
これは人口がメキシコの方が多いためです。
(スペイン人口4657万 メキシコ人口1.292億 / 2017年)

アメリカへ移住しているラテンアメリカ人も多くなって来ており、アメリカ国内でもスペイン語を話す人が多くなって来ています。

母国話者+第二言語話者(勉強して習得)でみると世界で使われている言語は1位英語、2位中国語、3位スペイン語となっています。(2018年)
堅調に成長見込みのある国々がある中南米。

取引がある日本の会社も数多くあります。しかし現状スペイン語の話せる日本人はそう多くありません。今後貿易の仕事をしていく上でスペイン語が話せればかなり重宝されること間違い無いでしょう。

朝比奈:今まで「外国語」と言ったらイコール英語でしかありませんでした。でも世界に目を向けると中国語(人口多いからだけど)もスペイン語もすごくよく話されていますよね。今まで英語さえできれば海外系の仕事はOKと思っていたけど他の言語も出来たらプライベート・仕事両方でもっと幅が広がりますね。

もし何か新しいことを始めようと思っているなら第二外国語などいかがですか?