こんにちは
有坂です。
この前、正社員で貿易事務へ転職した方(森田さん(仮))の話を聞く機会がありました。
森田さんは元々貿易事務の仕事を前職でもされていたため、経験者ではあるのですが
転職活動をしていく中で経験者を必要としている会社、未経験者でも良いという会社、
会社によって本当に様々、と感じたようです。
今回は森田さんの転職活動体験談をお届けしていきたいと思います。
どちらかというと経験者がいい

最初に森田さんはこのような方です。
・四大卒後、新卒でメーカーに就職
・総務関連の事務職を2年経たのち部署異動で貿易に携わる部署へ異動
・貿易事務職として5年仕事に携わる
・家庭の事情により関東から関西へ移り住むことになり転職することに
・正社員で働くことを希望していた
総務から貿易関連の部署に異動した際は同じ会社内なのでお給料がすごく増える、ということはありませんでしたが、転職活動してからは貿易事務の方がお給料が高めの求人が多かったのもあります。
貿易実務経験があることで転職の際に有利だなと感じましたか?
どの職種でも同じだとは思いますが、やはり未経験より経験者の方が即戦力になりやすいので企業も「どうせなら経験者」
という雰囲気のところが多いと転職エージェントのコーディネーターの方も言っていました。
なので、貿易事務職で括った中で、選択肢が広がると言った感じです。
自分の希望と照らし合わせてコーディネーターの方と進めていきました。
会社の雰囲気等々はネットに口コミなんかが出ていて見ることができますが、あくまでも参考までにしてました。
人によって合う合わないはありますし。実際入ってみないとわからないので。
本当に合わなかったらまた違う会社を考えればいい、そんな心持で最終的には転職活動を行っていました。
未経験可もゼロではない

未経験でもokの求人は結構見ました。
ちなみに私が今勤めている転職先も未経験でもokとしていました。
それよりも英語がある程度使える人、また事務職経験がある、という条件の方に重きを置いていたようです。
という感じだったのかもしれないですね。
正社員中途採用であっても入ってから覚えてくれればいいと考えている企業もあると聞くと、
未経験で正社員転職活動を前向きに考えていけますね。
正社員として採用するとなると企業側もそれなりにコストがかかりますから、
英語もあまり触れてきてない、事務職仕事も経験がない、
と完全未経験だとかなり難しいと思いますが、企業が求める人材って企業それぞれだと思うので。
募集要項に書かれているどんな人が歓迎されているか、と自分が合致するかどうかかなと思います。
今までのどんな経験を生かせるか

正社員として、アルバイトとして、または何か夢があってフリーターとして働いていた、
人それぞれ様々な過去があると思いますが、
その時どんなことを経験して、今後どのように生かせるかを
考えておくことはやっぱ大事だなと感じました。
転職活動を行う上で基本的なことかもしれませんが、結構自分自身の今までを棚卸して客観的に見るのは難しいです。
どのように問題を把握して、どうコマを進めていき解決の糸口を見つけて対応していったかなど。
関係各所に協力を求めないと解決できない案件も多いので、問題解決だけでなく
コミュニケーションも取れる人だということも同時にアピールできたのではないかなと思います。
貿易実務以外の部分で言うとPCスキルとかシステムなどの対応は得意な方とか。
面接時にちょうど少し前から徐々にシステムの入れ替えやITサービスの導入を始めていると聞いたので
そんな話もしましたね。
後はマネジメントとまではいきませんが結構新人教育とか派遣さんの教育係に任命されていたので
指導員経験などについても話しました。
受ける会社や募集している職種によって求められる知識や経験は異なると思いますが
私の場合は今の会社が求めていることと、私が持ち合わせていたものが合致していたんだと思います。
言ってしまえば私の経験してきたことは何か特別な経験ではないとは思うんです。
トラブル解決、PCスキル、指導員など今ここで話したことは誰でも一般企業で働いていたら経験する可能性のあるものばかりだと思うんです。
それでも企業が求めていれば、価値ある経験になると思うし、
「みんなできる普通のことだし」と思わずに
「もしかしたら誰かが必要としているかも」
と思うことでどう自分の経験を今後生かしていけるか、という考えにつながりやすくなると思います。
自分には何もアピールするものがないから、とか思いがちですがそんなことないんですよね。
どんなにすごい経験があったとしても求められているものでなければ価値を生み出さないですもんね。
今日は転職活動についてお話聞かせていただいありがとうございます。
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今回伺った森田さんの例はもちろん一例ではありますが有坂個人的には
「もしかしたら誰かが必要としているかも」と思って自身の経験や知識をどのように生かしていけるかアピールすること、
に何か刺さるものがありました。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
具体的な仕事のトラブル内容など、記載できないものはありましたが今回の体験談が少しでもご参考になれば幸いです。