貿易事務

時短・産休・育休は!?貿易事務は出産後も続けられる仕事?

こんにちは
有坂です。

今回は出産後、子育てをしながら仕事を続けられるか、です。

飛鳥:今は独身で付き合っている人もいないし、正直結婚するかもわからなけど、
もしかしたら結婚するかもしれないし、
もしかしたら子供ができるかもしれないし
もしかしたら旦那さんが病気になって働けなくなるかもしれないし
もしかしたら旦那さんに先立たれてシングルマザーになるかもしれないし
もしかしたら……!!…ずっと独身かもしれないし。。

人生どうなるかはわからないけど、どんな状況になったとしても仕事をしてちゃんと経済的に自立していたいですね。
貿易事務の仕事は専門知識と経験がモノを言うから転職時も一般事務の仕事より有利だしお給料も高い傾向にありますが子育てをしながら時短勤務などでできる仕事なのでしょうか?

一度身につけた知識と経験は強い!出産後も貿易事務を続けている人は多くいます

メーカーや商社で貿易事務として積んだ経験は他の企業に働く場所を変えたとしても力を発揮します。扱う商品によって細かな違いはもちろなりますが輸出入の基本的な流れはものが変わっても同じです。

一般事務に比べ時間に追われることもあり、残業も発生しがちな仕事ですがそのぶんお給料も高めの事務職です。

家族が増え収入が少しでも多くあった方が良いと考えている方もいらっしゃるでしょう、実際に貿易事務職で働いている子持ちの方は多いです。

子供がとても小さいうち、その他家庭の事情であまり残業ができない、時短で働きたいと考えているなら一番大事なのは職場の理解です。

今までは何かトラブルが発生した際なども最初から最後まで自分で担当していた案件も、誰かにお願いしなければいけない状況に必ずなります。

有坂:私は子供いませんが、言い切れるくらい周りの小さい子がいる方はそのような状態になっています。

貿易事務の仕事も一企業の事務職ですので結局は会社の雰囲気だったり、同じ部署で働く上司や同僚の理解、助けがあってだと思います。

明日対応すれば大丈夫といった仕事ももちろんありますが「今日中になんとかしないといけない」ってことももちろんありますし相手が海外ですのでどうしても時差の問題が出ています。

メールを入れておけばOKなこともあれば、相手が営業時間中に電話でなんとか対応しないといけないこともあります。
ずっと勤めている会社で育休に入り仕事復帰する場合であれば周りの人もお互いがどういう人間かわかっているし、社内の雰囲気もわかるしまだ働きやすいかもしれません。

飛鳥:私のやってる仕事ではほとんど今日中になんとかしないとというものないかもしれないです 。ちょっと追われてる感ありますね、貿易の仕事は。

ずっと働いてきて「この職場では時短勤務なんて無理そう」と判断できる場合もありますよね?
他の部署で働いていた同僚はまさにそれを見据えて転職していました。

飛鳥:即行動タイプなんですね。異動とか考えなかったんでしょうか?

有坂:確かに異動も考えなかったのかなと思うけれど、その人は「これ」と決めたら動いてしまうタイプの方だったかな。結果転職後の職場の環境はいいみたいよ。

もし出産、育休取得を考慮しての転職を考えているのであればあらかじめ派遣会社や転職エージェントに希望を伝えればその要望にあった会社を提案してくれるでしょう。実際は働き始めてみないと雰囲気などはわかりませんが、派遣会社や転職エージェントにデータは蓄積されているはずです。

転職した同僚もエージェントとともに色々調べて検討した結果数社まで絞り込み最終的には「相性は運だ」くらいに思って内定を出してくれた3社のうちから1社選択したようです。

昨今、結婚してるしていない、子供がいるいないに関わらず世間では働き方に関しては厳しい見方をし始めていますよね。
加えて少子高齢化の影響で企業は働く人手を求めています。貿易事務経験者であれば貿易関連の会社では即戦力として歓迎される可能性も高くなります。

産休や育休中、出産のため退職して仕事をしていない時にやっておいた方が良いこと

有坂:これは会社の子持ちの先輩が話してくれた話です。
私も念の為(念の為?)真剣に聞いておきました。

先輩(子供は3歳)
先輩(子供は3歳)
子育ては思い通りにならないことの連続でなかなか自分自身のことに時間を割くことができません。

無理をするのは禁物ですがもし貿易事務として復職を考えているなら仕事をしていない期間も貿易に関する情報にアンテナを張っておくと復職した時に大きくブランクを感じることがなくて済みます。

先輩(子供は3歳)
先輩(子供は3歳)
参考書や専門書で勉強ということではなく

TVで流れる貿易関連のニュースに耳を傾ける、雑誌に近しい情報のコラムがあったらよく読んでみる

程度でもいいと思います。(最近ではファッション雑誌や経済とは関係なさそうな女性誌にも2、3ページくらいでニュースのコラム等あったりしますよね)国際間の仕事は日本の法律や条例だけでなく関係する相手国の情勢にも大きく影響が出ます。仕事を休んでいる間の1、2年のうちに状況が変わることは珍しくありません。

また余談ではありますが輸入品が多い日本で生活する上で国際間の決まりごとの変更は時に輸入品のコストにダイレクトに影響します。
場合によって日用品が高くなることもあります。国際間のニュースに興味を持っておくことは日々の生活にも大変役立ちます!

有坂:先輩、さすがっす。

未経験の場合は難しい?

引き続き先輩より:
子供が小さいうちは保育園から急な呼び出しがあって突然の早退や休暇取得が余儀なくされたり、時短勤務で残業がほとんどできない状態になります。

誰であっても定時で上がれていつでも休める環境が理想ではありますがまだまだそういった環境である会社はまだまだ少ないのが現状です。

そのためこのような条件のもとで未経験の求人は少ないかもしれません。しかし可能性はゼロではありません。

重複しますが今は人手不足で企業も働ける人を欲しがっています。
貿易事務の経験がなくても以前に営業事務をしていた、語学のスキルがある、といった経歴に着目されることもあります。

求人情報は変動がありますので派遣会社や転職エージェントに直接聞くことでその時の一番良い情報を得られます。

飛鳥:結婚しただけならまだしも子供ができた場合は生活がかなり変わるだろうから両立ってどうなんだろうと思いましたが実際に貿易事務として働いている人も結構いるんですね。

勤め先と自分のスキル・経験が(あとは信頼もか)大事ってことがよくわかりました。
全く予定の無い心配事だったけど(結婚も出産も…)なんだ少し安心しました。。

フットワーク軽めの転職をしちゃった同僚さんみたいに子供を授かる前に他の会社について調べてみるのもいいかもしれないですね。