貿易事務

貿易事務 未経験なら派遣からがおすすめな理由

こんにちは

有坂です。

仕事は事務職が希望だけど、単調な仕事の繰り返しは飽きそう、お給料も少しでも高い方がいい、とお考えの方は多いのではないでしょうか?私自身は新卒で正社員として食品企業に入社し、配属された先がたまたま貿易事務の仕事であったことが現職との出会いですが、一緒に働く方達の中で最初は派遣社員として貿易事務を始めた、という方が多くいらっしゃいました。

今回は未経験の方が貿易事務を始めるなら派遣からがいい理由を、経験者の方の話と最初から正社員として企業で働いていた私自身の経験をもとにお伝えしていきます。

理由① そもそも事務職中途正社員は求人が少ない

貿易事務は「事務職」です。一般の事務職とは異なる仕事内容が多くあるものの、事務というからには事務職要素の多い仕事です。そのため今までいわゆる一般事務としての就業経験があれば「事務職から事務職への転職」という行動が起こせやすいですが、そもそも正社員事務職の採用自体が中途となるとあまり多くありません。

コストが正社員に比べかかりにくくい派遣社員を採用する企業が90年代後半から増えていき、否応がなく派遣社員として働いている方もいる一方、派遣社員という働き方が自身の生活に合っているため選択している方もいます。

それは空いている時間だけ働きたいと考えている学生や主婦の方々です。

ここで「主婦に方々」に焦点を当てると、現在では夫婦ともフルタイム共働きが当たり前の時代になりましたが、つい10年、20年くらい前までは女性でいわゆる一般職として働いてきた人たちは結婚・または妊娠したら正社員として働くのを辞めるのが当たり前でした。

そして結婚生活や子供のいる生活でひと段落ついたら空いた時間内で無理なく、かつ少しでも家計の助けになればというスタンスで働く人が多くなってきました。

そして「事務職」は昔から補佐的な仕事と位置付けられ、長く定年まで働かない女性が担うことがほとんどでした。そのため「事務職」というもの自体が派遣社員の登録にも多く、また企業側としてもコストのかからない派遣社員の採用を選択するのではないかと考えられます。

理由②中途社員は即戦力と見られる

企業により雰囲気や考え方は様々ではありますが正社員中途採用は前提として即戦力と捉えられます。即戦力とはみなされないのは第二新卒など明らかに社会人経験の少ないと考えられる若者くらいなものです。

昨今人手不足問題もあり企業は優秀な即戦力となる人材確保に力を入れています。事務職自体はIT技術の発展の影響もあり、新卒正社員採用ですら行わない企業が増えてきています。とはいえまだまだ全くなくせるものではないでしょう。であれば採用する人材は

すぐ仕事ができる人

となります。

貿易事務職は事務職でありながら専門知識が必要で、日本であればあまり考えられないような自体にも対応する必要が出てきますし語学もできた方が良いです。となるとそもそも求人数がそこまで多くない正社員のポジションに入ることができるのは経験者がほとんどであり、経験者の中でもよりスキルがある人でないと入り込むことは難しいです。

理由③派遣であれば未経験可の求人がある

派遣会社のサイトを見てみると「未経験可能」と記載されている求人は多くあります。企業側としてはきてくれる人は全くの未経験か経験者かで言えばもちろん経験者のほうが良いです。

しかし「未経験可」と派遣会社に募集要項を出している限り未経験可なのです。

これは「未経験の人が来ても良い体制です」ということです。

そのためよっぽど勤務態度がすごく悪いといったことがない限り、きちんと勤務先の方は仕事も教えてくれますしフォローもしてくれるはずです。貿易事務に関して未経験の方が来るとわかっているのですから。(もちろん自身も仕事をいち早く身につけようという考え・行動は必要です)

もしも「それくらいわかるでしょ?」「とりあえずやっておいて」など、一度もきちんとした説明がない、質問してもちゃんと対応してくれないという場合はあまり働きやすい職場ではない可能性があります。

このような事態になった場合派遣のメリットとしては派遣会社の担当者に、状況を伝えて派遣会社と企業とでやり取りをしてくれることです。なかなか自身では入ったばかりの会社に対して言いづらかったり適切な対応の仕方がわからないということもあるでしょう。

またどうしても職場が合わない、働き続けられないと判断した場合もすぐに別の職場を派遣会社で探してもらうこともできますし、現職場に更新しない旨を派遣会社の担当者から伝えてもらうこともできます。

実際には働き始めてみないと職場の雰囲気がわからないのが事実ではありますが「前回の◯◯のようなところが合わなかった、嫌であった」ということをフィードバックしてすぐに違う職場を探すことができるのもまたメリットです。

有坂:正社員新入社員であったり派遣社員未経験というと周りも「この人は貿易について経験がない人」という風に見てくれる傾向にあります。自身で考えることは仕事をしていく上で確かに大切です。しかし自身で考えて・調べて、その結果が適正だと判断して動けるようになるにはある程度の知識と経験があってです。

教わることができる環境に自身の置くことが未経験者にとって大切です。

貿易事務の仕事を探すなら

・海外に関連する仕事、英語を使用する求人を多く扱っている

・事務系の求人を多く扱っている

・未経験OK、研修制度が整っている

ということを念頭に置いて探してみるのがよいでしょう。